何度でも言うよ、美容業に求められるのはデータビジネスだ
|人口って減るんだ、と思わされた|
私が子供の頃から、
日本の人口は1億2千万人だった。
しかし、
恐らく習ったのは日本人の人口で、
国内総人口は、もう少しいただろう。
いよいよ、
国内総人口も現象局面に入る。
オリンピックを控えて、
こんなに人口が減ってきて、
景気も戻ってこない。
そんな今の時代、どこもかしこも、
インバウンドに浮かれているのは、
致し方ないことかもしれない。
しかしながら、
未来を予測するに、多くの企業は
そろそろ打開策に動かないといけない。
|すでに戦いは始まっている|
人口減は市場が縮小するだけでなく、
労働人口も減少することを意味する。
AIやロボットに代替できる業務はいいとして、
技術系や人間サービスが基本の仕事は、
現実的な労働力不足に直面する。
人材不足倒産も予想できる。
そんな時代、
すでに相当、言われていることだが、
多くの企業には、
早急なデジタル化が求められている。
技術企業であれば、
技術や顧客のデータ蓄積、
さらには、その分析が急務だ。
私の得意先の美容業であれば、
ニッチデータ解析がキモになる。
|ニッチデータってナニ?|
ん?
ニッチデータ?
聞いたことがない。
私が勝手に言ってるだけだから。。
6-7年前、
“ビッグデータ”なんて言葉が出始めた頃、
美容事業業界でも声高に言われていた。
今もまだ叫んでいる人がいる。
ただ、私は当時から違和感があった。
だって、そもそも、
美容業ってビッグか?
私はまったく逆だと思ってきた。
美容業事業者が取れるデータは、
ビッグじゃなくて、
もっと深いものじゃないか、
もっと特化したものじゃないか、と。
|もはやビッグな次元は越えている|
システムなどの進化や、
デバイスの多様化で取れるデータが増えた。
もはや、ビッグはそのサイズを越えて、
ウルトラやらスーパーなんて次元にある。
となると、
美容業で取れるのは、
人と人が触れあうからこそ取れる、
とても、とてもニッチなデータ。
場合によっては感情や未来までも、
そのヒアリングから取得できる。
これらデータを取得し、解析し、
事業に転用することで、
効率化を図り、新しい事業へと、
発展していかなければならない。
この転換点が今なのだ。
|転換への乗り遅れは命取り|
どんなエリアでビジネスしようと関係ない。
あらゆる美容事業者は、
いちはやくこの、
ニッチデータ領域へと足を踏み入れるべきだ。
そのための方法はいくらでもある。
あとは、
やるか、やらないか、だけだ。