働かなくて良い時代が訪れたとき、人は。

IoTやAIが進むと、
多くの職業がなくなるのは、
もはや事実であって、
それはすでに問題ではない。

騒いでいるのは、
能力が中途半端にも関わらず、
努力や対策を取らない人たちだ。

「なくなるはずなんてないよ!」

なんて、
終わった恋愛にしがみつくかのごとき、
妄言を並べる人たちは、
仕方ないから、退場するしかない。


そんなコンピュータな世の中、
想像できないよ!


そらそうだ。
あなたは、想像できないから、
退場するのだ。

あなたレベルの想像力は、
あなたの隣の人間は、
さらっと飛び越えていく。



問題なのは、
職業がなくなることではない。
その先の世界だ。


いつか、
遠くない未来に、
もしかしたら、
すべての仕事がロボットに代替されるとしよう。

人類は、働く必要性を失う。


働かなくなくて良くなった人類は、
どうなるのだろうか。


遊びまくる?


いや、仕事とか、辛いことがあるから遊びは楽しいのだ。


今まで、人生の半分以上の時間を要してきた労働というファクターが消える。

きっと人生を彩るひとつの色彩として、仕事は大きな部分を占めてきたはずだ。
それがなくなったら。。。


恐らく人類は、
“働くことの意義”
を問われることになる。

方法論として働くことを捉えているうちは、コンピュータと戦わないといけない。
しかし、働くことは生きること。
もちろんお金を稼ぐという意味ではなく、人として“らしくあるため”に。


今こそ、私たちは働くことの意義を人として捉え直す時期に来ているのかもしれない。