今こそ、技術と育成にこだわらないといけない理由。

すべての企業が求められる施策


私にその意識はないが、
一応、IT企業に勤めていると、
お客さんから会社のIT化に関する、
質問やら相談が多くなる。

もちろん、すべきことだし、
今、企業のデジタル化を推し進めないと、
あとあとやっかいなことになる、
それは間違いない。

しかし、そのことと技術や教育は別。
例えば集客に執着するあまり、
もしくはテクニックに逃げるあまり、
技術がないがしろになっては、
本末転倒だ。



技術力の育成は嘘をつかない


プロ野球において、
圧倒的な強さを誇るホークス。
今、2軍強化に力を入れている。

ホークスの場合、
以前から取り組んでいて、
ここ数年の強さは、
2軍、3軍の強化にほかならない。

我らIT企業であろうが、
外食だろうが、美容だろうが、
メーカーだろうが、小売りだろうが、
それぞにあるべき、
“技術力の強化”
は避けては通れない。

デジタル化の時代だからこそ、
それぞれにしかない技術力を、
いかに高めて、独自性を磨き、
それを若手に引き継ぐか。

この技術と育成にこだわらないと、
未来はない。

経営力だけで大きくなる、
もしくは安定するのには限界がある。


顧客が本当に買っているものとは


ベーシックな商品である、
技術が高いからこそ、
これからのグローバルな市場で、
生きていけるのだし、
世界のグローバル企業が、
日本市場にきたとき、
対峙することができなくなる。

時間はかかるが、
技術力の貯蓄ができるか否か。
これからの企業の生き残りに、
大きく関わってくる。