SNSは高尚であるべきか、低俗であるべきか。

クリエイティブに対する印象


なんとなく一般的に、
クリエイティブって高尚なもの、
ってイメージがある。

また、
クリエイティブしてる俺が好き、
て、輩も多い。
あぁ、俺もそうだった。


この記事は、
とても示唆に富んでいる。

創造性にとって「インテリ気取り」は拘束具だ | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

ぜひ、ご一読を。


高尚と低俗の違いは



そもそも高尚と低俗って何か。

調べた。

高尚とは、
“俗っぽくなく、程度の高いこと”
だそうだ。

低俗とは、
“下品で、俗っぽいこと”
だそうだ。

なるほど。

わからん。

ま、私の解釈で言えば、


高尚と低俗の違いは、

“人間らしい”か否か。

かな。



ラブホテルは低俗なのか


昔、大手出版社の雑誌で、
ラブホテルの特集を担当した。
大手総合出版社がラブホテルを扱うのは、
それまでなかった。
風俗誌か週刊誌しか組まなかった。

しかし、
当時の編集長はやった。
理由はきっと読者ニーズにあわせ、
売れると判断したからだろう。

問題は、
ラブホテルが低俗なネタ
という社会的認知だった。

私たちは、

写真のクオリティ、
キャッチコピー、
徹底的なデータ取材、
キャッチーなデザイン、
などなど、

低俗なものを創造力で、
高尚なもの、、
にはならなかったけど、
下品ではないレベルで見せた。

あれは、今思えば、
創造的だった。
記事で遊んでいた、
ふざけていた、
盛り上がっていた。
クリエイティブだった。

アートが高尚なもの、
ラブホは低俗なもの、
だとするならば、
両方を知るべきだ。

それがクリエイティブだ。


SNSは高尚なものを認め合う場か


私もついついやりがちだが、
SNSでは“良いこと”を語りがち。
良いことをシェアし、
良い人であろうとしがち。

しかしこの記事を見て、
昔のことを思い出した。
低俗なところにも、
クリエイティブは潜んでる。
低俗な世界を知らずして、
創造は生まれてこない。

低俗な世界から示唆を読み取り、
創造の力で高みに昇華させる。

そのチカラもクリエイティブだ。

SNSな世の中を見渡して、
ふと、そんなことを思う。

さ、明日も良いこと吐いてやる。